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落合賢一 教授 Kenichi OCHIAI
主な担当科目

映像技術Ⅲ 放送技術概論 電気概論

教育内容と方針

放送番組制作には制作機材を操作する、技術者が不可欠であることは、言うまでもありません。私は、主にその技術部門を担当する番組制作技術者を養成することをしています。基本的な方針は、制作現場で、すぐに活躍できる十分な知識と技量を持った人材を育成することにあります。放送機材は高度のテクノロジーに支えられた多数の機器によって構成されています。良質な番組を制作するためには、これらの機材を十分に使いこなす技術力が求められます。実習では、そのような技術力を習得することに力を入れています。高度な技術力は長年の経験を必要とするもので、大学在学中に完全に習得することは困難かも知れませんが、番組制作のやりがいや、面白さを知ってもらう事も重要だと考えています。また一方で、技術者には高度なテクノロジーについての十分な知識も必要不可欠です。従って、社会に出てから、役に立つ放送技術の知識を十分に習得してもらうようにも努力しています。
放送技術を専攻した卒業生の中には番組制作者やアナウンサーになる人もよくあります。これは、現業でも、技術者がディレクターやプロデューサーになることは希にあることで、その逆はまずありません。従って、実習授業の中では、番組制作についての知識も習得してもらいたいと思っています。放送技術を理解した上で、番組制作者になることも良い道であると言えます。