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脚本実習Ⅱ「オーディオドラマ」(令和2年度)

ドラマの世界へようこそ

■教授:中町 綾子


 放送学科特設サイトへのアクセスありがとうございます。このページでは、令和2年度(2020年)に脚本実習Ⅱの受講生が制作したオーディオドラマの4本を紹介します。
 脚本実習では、映像ドラマの脚本を柱に、1年生の後期から演習、実習Ⅰ(2年次)、実習Ⅱ(3年次)と段階を経て実習をすすめています。最終課題だけは、自分の書いた脚本を、オーディオドラマというかたちで、演出(音響効果のセレクトや演技指導まで)や編集を自ら行い作品化しています。演じているのは、プロの声優さんです。脚本として書き上げた自分の作品を立体化するなかで見えてくるものも少なくないはずです。たとえば、脚本を作品化には多くの人がかかわっていることも、制作を通して実感されることのように思います。

 コロナ禍での授業は、多くがオンラインで行われましたが、作品収録、編集は、感染症対策を整えたうえで放送学科でのスタジオを用いて行いました。企画の立ち上げから決定稿まではオンラインで受講生同士が意見交換をするなかで仕上げ、収録本番に挑みました。緊張感のなかで制作された作品群です。楽しんで聞いていただけたらと思います。


「キンセンカの揺れる頃」 18:39


【出演】彩乃:佐藤佳奈、光紀:堀川誉、花屋:田中愛恵、看護師:櫻井美玖
【スタッフ】作・演出:藤澤明穂、技術:糀美由紀、効果:床井清奈
【スタッフメモ】
ロミオとジュリエット、美女と野獣、光源氏と藤壺・・・・・・昔から恋は障壁のある方がいいと言いますが、昔よりも自由が多くなった現代でもそのような表現ができるのかとこの作品を書き始めました。理性と感情、どちらを重きに置くのかの境界線こそが人生における難所で、難所であるからこそそれを超えた時に奇跡を起こすのではないかと思います。静かな日常の中の非日常を意識して作品づくりを進めました。(作・演出/藤澤明穂)



「きょうのはなしはトクベツで・・・・・・」 19:41


【出演】オオルリ:佐藤佳奈、楠:堀川誉
【スタッフ】作・演出:田中愛恵、技術:糀美由紀、効果:床井清奈
【スタッフメモ】
ラジオドラマということで、音だけで表現するからできることに、強いテーマとメッセージをのせたいな・・・・・・と色々考えた末に「沈黙の春」から着想を得て、鳥と木の会話にたどり着きました。ライトだけど何かしら考えることができる、何かしら教訓がある。そんな“大人の絵本”に仕上がっているといいなと思います。(作・演出/田中愛恵)



「パイナップルチャーハン」 14:53


【出演】シノブ:佐藤佳奈、リョウ:堀川誉、ミカ:櫻井美玖、店主:前田知礼
【スタッフ】作・演出:下山聡夏、技術:糀美由紀、効果:床井清奈
【スタッフメモ】
誰もが1度は話し合いをしたことがあるであろう「酢豚のパイナップル問題」を題材に物語を考えてみました。酢豚のパイナップルが苦手な方には高確率で「おかずにパイナップルが入ってることが許せない!」と仰います。だからきっとチャーハンにパイナップルが入っていたら、食べたことがなくても許してくれないでしょう・・・・・・。でも、もしかしたらチャーハンのパイナップルは、食べたら自分に幸せを運んでくれる存在かもしれません。聞いてくださった方の脳裏に、パイナップルチャーハンが焦げつくような作品にできていたら嬉しいです。(作・演出/下山聡夏)



「ラブとホラーは髪一重」 12:11


【出演】貞子:元吉有希子、祐介:西村俊彦
【スタッフ】作・演出:冨士川ひなた、技術:糀美由紀、効果:宮本礼香
【スタッフメモ】
はじめまして、冨士川ひなたと申します。まずはこの作品に足を止めてくださってありがとうございます。実は書き始める前は、このお話の主人公は男性の方でした。彼女に未練たらたらな男性が、現世に未練たらたらな貞子と出会ってなんやかんや未練を吹っ切って前を向いて生きていくという予定だったんです。でもいざ書き始めるといつの間にか貞子ちゃんが主人公になってました(笑)悲しくて辛くてたまらなくても、明日出会う人がもしかすると自分の人生を変えてくれるかもしれない。それどころか自分が誰かの人生を変えるかもしれない。私も貞子ちゃんみたいに出会う人の背中を押せる人になりたいなぁ、と思います。(作・演出/冨士川ひなた)