アナウンス
アナウンス実習では、言語によるコミュニケーション能力向上を学びの目標とします。そのためにまず、呼吸法・発声・発音の基礎を学び、さらに五十音・滑舌・イントネーション・アクセントなどを反復練習することで標準語の音声表現に不可欠な技術を身につけます。ドキュメンタリーのナレーション、CM、朗読など、個別指導で各々の感性を尊重しつつ表現の可能性を探究します。同時に語彙力を高め、世の中の出来事や動きに日々意識を向けさせることで、実社会が求める「TPOに応じて、自分の考えを、自分の言葉で、簡潔に相手に伝える」能力を育成します。
1年次後期から2年次、3年次まで基礎から応用へと段階的に課題の難易度を高め、「朗読」「アナウンス」などの卒業研究に役立つ音声表現能力を修得します。
基礎的な日本語能力を高めるためには、放送学科の必修科目、受講すべき科目の履修は勿論のこと、学生生活の中で紙媒体、Webを問わず、本や、新聞を読むことを習慣づけること、また「音」として日本語の語感を感じ取るために、日々テレビ、ラジオのニュース、ドキュメンタリーを視聴することを心がけてください。多岐にわたる情報のinputが、多様で、柔軟なoutput(音声表現)を生み出すことを心にとめてください。