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テレビ制作
テレビ制作実習では、実際に放送されているテレビ番組を想定するだけでなく、一つの動画コンテンツの制作を念頭に、企画立案から作品完成まで、繰り返し実践的な制作を行います。制作する番組ジャンルは、取材構成、ドキュメンタリー、ドラマ、バラエティ、時には自由な発想で試す実験的・挑戦的な作品など多岐にわたります。しかしただ制作するのではなく、常に受け手を意識した制作姿勢を養います。なぜ制作するのか(目的・ねらい)、誰に向かって制作するのか(視聴対象)、そのためにはどうしなければならないか(構成や方法)、制作経験を重ねながら取り組んでいきます。

そのためテレビ制作では、演出的側面と制作過程におけるスタッフワークが中心となってきます。学生が自ら「考える」行為を通して、テレビ番組制作の基礎力と制作姿勢を身につけ、創造力や独創性を養いながら、あわせて協調性・責任感の重要性も学びとってほしいと思います。

受講生は、将来の目的もそれぞれ異なることでしょう。演出に携わりたい者、プロデュース的な役割につきたい者、ドラマのシナリオや、構成台本を執筆したい者、美術に関心がある者、また出演者になりたいと考える者もいるでしょう。いずれにしても、それぞれの視点から番組制作に関わることは重要なことです。そのためにも、決して欲張ることは勧めませんが、さまざまな実習・演習や講義科目の中から、自分の目的にあったものを積極的に並行受講してほしいと考えています。


年次 必修科目 関連科目
1 映像制作演習
音響制作演習
テレビ制作Ⅰ
放送概論Ⅰ、Ⅱ
テレビ史Ⅰ、Ⅱ
企画演習
2 テレビ制作Ⅱ、Ⅲ
テレビ演出論Ⅰ、Ⅱ
放送報道論Ⅰ、Ⅱ
ドキュメンタリーの演出Ⅰ、Ⅱ
放送美術論Ⅰ、Ⅱ
番組企画構成演習Ⅱ、Ⅳ
テレビの編成
放送制度論
放送契約論
放送表現と人権Ⅰ、Ⅱ
3 テレビ制作Ⅳ、Ⅴ
ゼミナールⅠ
4 ゼミナールⅡ
卒業研究

放送学科のカリキュラム
ラジオ制作分野
映像技術分野
音響技術分野
CM分野
脚本分野
アナウンス分野