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テレビ制作Ⅱ「音楽番組制作」 平成26年度 前期・授業リポート

〜音楽番組『オトどけ人』制作〜

■演出担当:加藤宏基
 (平成26年度放送学科2年/テレビ制作専攻)
 今回、音楽番組のディレクターをやらせてもらい多くのことを学ぶことができました。その中で特に自分のやりたいことを貫く難しさを知りました。
 最初に自分の中にあったイメージは企画会議でよくないとこの指摘から提案などの多くの意見を聞き入れてしまい崩れていき、セット的にも牢屋というセットに美術の人は頭を悩ませていました。照明的にも今回のセットではやれることは限られてしまうといわれ本番3日前にセットを変えようと考えてしまったりと、最初に自分がやりたかったことが何なのかが途中からわからなくなってしまうこともありました。
 最終的に最初の企画から少しズレてしまいはしましたが番組として形にすることはできました。しかし、反省点は多く満足することはできませんでした。
ディレクターとしてこの企画でやりたいことは何なのかを常に考えながら、ブレずに番組を作っていく難しさ、大切さを学ぶことができました。
 この反省点をこれからの番組制作にしっかりと活かせるようにしていきたいと思います。


本番前のドライの様子。出演者に指示を出すディレクター。セットには牢屋が・・・。


本番収録風景。歌う杉浦加奈さんを撮影するカメラマン。


副調整室で台本のカメラ割りを確認するディレクター。


スイッチャーの手元。ディレクターの指示でスイッチャーは画面を切り替える。


杉浦さんの背後に、突然囚人たちがバックダンサーになるという演出。


本番収録後、スタッフ全員と記念撮影。