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テレビ制作Ⅱ「ショートドラマ制作」 |
平成30年度 前期・授業リポート |
〜『そのいざこざ、いただきます』制作〜 ドラマ制作を振り返って
■演出:福田柚子 (平成30年度放送学科2年/テレビ制作専攻)
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今回私は自分の企画が通らなかったにも関わらず、光栄なことにディレクターを務めさせていただきました。バタバタと会議を進めたので、具体的にどういう経緯で脚本と演出を分業にしたのかは忘れてしまいましたが…
結果、メリットとデメリットの両方があったように感じます。
まず、メリットであると感じたのは仕事を割り振りできたので一人当たりの負担が軽減できたことと、最終的な判断を下す際に相談して決められるので独裁状態にならず、チーム内で険しい空気が生まれにくかったことです。
反対にデメリットであると感じたのは、お互いのイメージを共有させるという作業が一つ増えてしまったこと、いちいち話し合わなければならないためスムーズに作業を進めるのが困難だったことです。具体的には、ロケハンがなかなか順調にいかず、直前まで撮影地が確定していない状況になってしまったことが反省点として挙げられます。
制作を通して最も大変だったのは、カメラ割りの作業です。ただでさえ自分の脳内のイメージを人にわかりやすく伝えるのが難しいことに加え、カメラを全くと言っていいほど触ったことがないので、何ができて、何ができないことなのかすら分かりません。
せっかく綿密にプランを作ってきても現場で臨機応変に対応しなくてはならず、考えたものが全ておじゃんになることもしょっちゅうありました。
しかも撮影は毎週訪れます。無事に撮り終えても、また来週には本番。それまでにまた一から次に撮るシーンのカメラ割りを考えなくてはなりません。正直、発狂しそうでした。もう当分カメラ割りはやりたくありません。
死ぬほど大変でしたがそのぶん身についた知識は多かったです。また徐々に大人数でものを作る際のまとめ方もわかってきた気がします。
今回ディレクターをやらせてくれたチームのみんな、そして何より脚本の柳沢さんに感謝したいと思います。
まだ編集が丸ごと残っていますが、みんなの努力を無駄にせず、いいものに仕上げられるよう頑張ります!