『私は初夢に』 ■脚本/演出：森岡巴渚 　（令和2年度放送学科2年／テレビ制作専攻）

　今回、コロナウイルスが収束しない中で、ドラマ制作を進めなければならない状況に置かれ、正直不安しかありませんでした。オンライン上での会議は、意志の疎通が一方通行で、中々全体がまとまりません。「準備こそ全て」と言っても過言ではない程、準備が大切と分かっている上で、思うように準備が出来ないのは辛かったです。ですが、メンバーの協力のお陰で、“初めてのドラマ制作”という重荷と“コロナウイルス”という重荷になんとか耐えることが出来ました。改めて、この“放送”と言う分野はチーム戦だなと実感しています。ディレクターだからと言って驕るのではなく、むしろ良い具合に腰を低くした方が、全体が見えてくるのではないでしょうか。
　自分が書いた脚本が映像となる過程はとても貴重で良い経験でした。私自身がドラマに詳しくないことが今回ネックになったので、これを機にドラマの世界にも足を踏み入れてみようと思います。

---