■担当教授：鈴木康弘

　コロナ禍の中、後期からスタートしたテレビ制作Ⅰ（1年）では、無事最終課題の制作を終えました。最終制作は、学生の自由な企画を基にスタジオで生番組を想定して行う実践的な実習となります。本年度は、コロナ感染対策を十分に施しながら取材や制作を進めていかなくてはならず、普段と違ってやりにくいことが多々あったと思いますが、a班、b班、ユニークな形で番組を制作しました。
　1年生の課題は、まず大学のある江古田周辺のトピックを見つけ出して取材することから始めました。a班、b班、それぞれ選ばれた4つの企画で取材を進め5分程度のVTRにまとめ、スタジオでは、そのVTRを挟みながら番組が進行するという構成になっています。a班は、『江古田ニハニモ』と題する番組を制作。「江古田にはあるもの、江古田にもあるもの」ということで、「江古田駅に置かれていたピアノ」、ユニークな先生のいる「社交ダンス教室」、「個人カフェ」、コロナ禍で始めた「江古田キャンペーン」について取材し、江古田に馴染みのない方々をお招きして、江古田がどういう街なのか知っていただくという番組でした。番組MCやお客様として、芸人の「クロスバー直撃」のお二人、「トニーフランク」さんにご出演していただきました。
　b班は、『崖っぷち出版社 江古田支店！』という番組を制作。つぶれかけた出版社の江古田支店が社運をかけて企画会議から取材を行うという設定で番組が進行します。取材内容は「発見！江古田のおもちゃ箱」、「江古田金欠ライフ」、練馬区にある謎の電柱「恐怖!!練馬に潜む電柱の妖怪」、女子学生が江古田の街を写真で切り取る「江古田スナップ」という内容。支店長として、ヨーロッパ企画の永野宗典さん、編集部員に「サンタモニカ」のお二人にご出演していただきました。


▶ テレビ制作Ⅰ-a班制作『江古田ニハニモ』
▶ テレビ制作Ⅰ-b班制作『崖っぷち出版社 江古田支店！』

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