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テレビ制作Ⅱ「音楽番組制作」 令和5年度 前期・授業リポート

『MUSIC5.0』

■企画/演出:永井知里
 (令和5年度放送学科2年/テレビ制作)
 初めて番組ディレクターを務め、"自信を持つこと"と "こだわること"が番組制作において必要であると実感しました。
 ライブパート・トークパートそれぞれでこだわりポイントを持って大下さんと共同で企画を提出しました。こだわりポイントを実現させるためにどうすればいいのか考え、決断していくことが必要だと気づき、全員の認識にズレがないように話し合うこと、的確な指示を出すことを意識しました。各役職の立場から意見を出して支えていただき、全員でより良い音楽番組を作るために取り組むことができたと思います。
 今回出演してくださったeddaさん、hataさん、諏訪さん、最高の形でさらに輝かせてくれたメンバーのおかげで、「MUSIC 5.0」という音楽番組ができました。改めて「MUSIC 5.0」に携わってくださった皆さんに心より感謝申し上げます。

■企画/演出:大下実来
 (令和5年度放送学科2年/テレビ制作)
 初めてサブの卓に座った日からはや半年…。
 今回は音楽番組のディレクターとして、再びスタジオ制作の企画・演出を担当させていただきました。
 今回の音楽番組制作は、ショートドラマ制作と同時進行で始まったため、はじめは時間が限られた中でどのように形にしていけば良いものかと悩むこともありましたが、去年の授業リポートにも書かせていただいた“演者さんの魅力を引き出せるような独創性の高い番組”を目標に、ただの音楽番組では終わらせない“プラスアルファなオリジナリティ”を追い求めて、番組作りを行っていきました。
 また、今回は演出を自分を含めた3人で務めさせていただきましたが、複数人でディレクションを行うことの利点も難点も痛感し、学ぶことが多くあったなと、制作の日々を振り返って感じます。
 そして、今回も様々な課題に直面する場面は多々ありましたが、前回のスタジオ制作と比べて心境に異なる点があるとするならば、今回は何より楽しむことができました!もちろん、反省すべき点は多々あり、改善して更に向上していきたいと考えています。その上で、生放送のスタジオ企画でしか味わえないあの何とも言えない緊張感と達成感が私は好きだなと改めて感じました。
 途中何度も「もう無理」と逃げ出しそうになってしまうのに、終わった後はまた戻ってきたいと思ってしまう。
 改めて、番組作りって興味深く奥深いものですね。

■楽曲演出:薦田正樹
 (令和5年度放送学科2年/テレビ制作)
 今回音楽番組のディレクターということで曲のカメラ割りなどを担当させてもらいました。終わってみてやはり率直に思うことは難しかったなということです。自分のベストは尽くせたと思いますが、曲の見せ方や、躍動感の演出、またカメラマンへの負担も考えたりと改めて思うと足りないことばかりでした。特にワンカットの大切さを感じました。カットを積み重ねるだけが良いのではなく良いカットというのは30秒でも見られる、綺麗な構図作り、見せ方が重要なのだと学びました。また拙い指示にもかかわらず撮影チームの方々の臨機応変さに支えられて何とか形になりました。プレビューでは自分では気づかない問題点など洗い出してもらい自分の力になったと思います。初めてのことで慣れないことも多々あり難しかったですが、周りの人たちにも支えられて多くのことを得られました。このチームで音楽番組を作れて良かったなと心から思います。



ドライリハーサルに臨む学生スタッフ


本番収録風景。トークセットはラジオスタジオブースという設定


本番収録風景。出演者に指示を出す学生スタッフ


副調整室の収録風景。モニターを見つめて指示を出す学生スタッフ


本番収録風景。ステージで歌う畑中美羽さん


本番収録風景。真剣な眼差しで撮影する学生カメラマン


本番収録風景。ステージで熱唱する諏訪さくらさん


副調整室の収録風景。手前からタイムキーパー、ディレクター、スイッチャー


副調整室の収録風景。音声ミキサー担当の学生スタッフ


副調整室の収録風景。照明担当の学生スタッフ


本番収録風景。トークセットの壁が割れてeddaさんは歌セットへ


本番収録風景。ステージで歌うeddaさん


本番収録後、出演者の皆さんとスタッフ一同で記念撮影