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テレビ制作Ⅱ「ショートドラマ制作」 令和6年度 前期・授業リポート

『ランドセル少女』

■脚本/演出:成川妃音
 (令和6年度放送学科2年/テレビ制作)
 「不安」と「葛藤」を大きく抱き、挑んだ初めてのドラマ制作。「他の企画提案者とは一味違う、物語構成にしよう」と決め、脚本にする上で、与えられたキーワードから連想される「逆」を狙い、企画を提案しました。
 実は今回選ばれた企画を執筆する他に、複数の企画書と脚本を用意していましたが納得がいかず、全て自ら却下をしました。そのくらい本気で望んだドラマ制作。
 企画採用から全カット撮影終了に至るまでの道は、決して簡単なものではありませんでした。企画・脚本・演出という立場から、現場のトップに立ち、みんなをまとめ動かすこと。上手く伝えられない自分の意思や指示に、悔やんだ時もありました。それでも前を向いて頑張れた理由があります。
 作品をより良いものにしようと、一丸となり力をくれたチームのみんなの存在があったからだと感じています。毎回撮影日には、全員で集合写真や動画を撮ったりして、チームの絆を深めたり、自分たちの歩みを記録に残し、成長を実感していくことが出来ました。
 私たちが創り上げていくものは、決して一人で完成することは出来ません。共に協力しあい、みんなで力を合わせるからこそ、作品そのものにも「愛」が生まれ、素敵なものを制作していけるのだなと感じることができました。



リビングシーンでの撮影風景


モニターで確認するディレクターやスタッフ


玄関前での撮影風景


室内で子役のシーンの撮影風景


公園で行った夜間シーンの撮影風景


撮影終了後、出演者、スタッフ一同で記念撮影