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テレビ制作Ⅱ「音楽番組制作」 |
令和6年度 前期・授業リポート |
『今夜聴かせてもらえませんか?』
■総合演出:大岩咲羅 (令和6年度放送学科2年/テレビ制作)
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制作に取りかかるまで演出という役割への責任を強く感じていたが、準備段階から本番まで各々が仕事に対して責任を持って動いていたので、緊張よりも楽しさを大事にできたと考えている。最初から視聴対象や趣旨が明確になっていたから番組としてやスタッフの方向性がしっかり決まっていて良かったと思うし、本番中、多少のミスや時間配分の変更はあったが落ち着いて対処できたところも、良い点だったのではないかと感じる。
初めて演出を経験して、演出だからといって一人で抱え込む必要はないと気がつくことができたし、自分自身が今後他の役割についたときに、今までと違った制作との向き合い方ができると考えた。大人数で一つの作品を作り上げることの楽しさをこれまで以上に感じたことで、後期の制作もより前向きに取り組めるのではないかと考えている。
■楽曲演出:高嵜優生 (令和6年度放送学科2年/テレビ制作)
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テレビ制作Ⅱ 音楽番組の演出を通して
今回、はじめて番組の演出を担当しました。何かの中心的な立場になることは今までなかったので難しいと感じることばかりでしたが、同じく演出の大岩さん望月さんとこだわりを持って番組と向き合うことができました。
また、歌唱シーンのカメラ割を考える際には、イメージする画が作れない場面がありましたが、カメラマンさんから画を提案してくれました。その他にもそれぞれの役職の人が、台本に意見をくれたり、その役職だからこそ気づけることを提示してくれたり、“チームで作っている”という感覚が強く印象に残っています。自分ひとりで作っているわけではないんだと自信につながり、より身が引き締まりました。
本番はやはり緊張しましたが、集中していたのであっという間に終わってしまいました。もちろん反省点はいくつも見つかったので、改善しより良い番組制作に励んでいけたらと思います。
■楽曲演出:望月和花 (令和6年度放送学科2年/テレビ制作)
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「表現するって難しいけど面白い!」これが今回音楽番組のディレクターを担当した私が持った感想です。特に印象に残っているのは「生放送30分番組、3曲披露」という中で3曲のうちの1曲の演出をしたことです。ソロバラード曲の演出を担当した私は、特にカメラのカット割りに苦戦しました。私が観る人に伝えたい演出がカット割りによって、どこまで反映させられるか。カメラ未経験の私は1人では考えきれませんでしたが、他のディレクターの2人やカメラ担当のみんなと話し合いながら作り上げた時間はとても刺激的で得たものが多かったです。
制作は1人ではなく、仲間と仕上げていく楽しさが演出という立場でより深く感じられたと思います。