中町綾子
教授 Ayako NAKAMACHI
主な担当科目
脚本Ⅳ・Ⅴ、放送脚本論Ⅰ・Ⅱ、テレビドラマの表現Ⅰ・Ⅱ
教育内容と方針
テレビドラマを分析し、その表現の奥にあるメッセージを探ります。
テレビという日常的なメディアの中で、無意識にやりとりしているメッセージについて自覚的な視点を確立することを目的として講義を展開します。
<テレビドラマの表現>では、テレビドラマを分析するためのアプローチ方法について検証します。脚本家、演出家、プロデューサー、俳優の表現テリトリーはいかにあるか。ドラマのローカル性とは何か。時代とテレビドラマとの関係はどのようにあるのか。昨年度のテーマは上記の通りです。これらの切り口から、シーンやセリフをはじめとするドラマ表現の意味するところを検証します。
<卒業研究ゼミナール>では、テレビドラマ研究、脚本家研究をテーマとする卒業論文、また、卒業制作としてテレビドラマの脚本に取り組む学生への指導を行います。この分野の研究はまだまだその方法論が確立されていません。まずは、ていねいなテキスト分析から研究対象へのアプローチをはじめます。