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テレビ制作Ⅰ「最終制作」 令和4年度 後期・授業リポート

『セカクジさん、江古田って知ってます?』

■企画/演出:大下実来
 (令和4年度放送学科1年/テレビ制作専攻)
「テレビ制作Ⅰ スタジオ生番組を終えて」

 今回この番組を制作するにあたっては、企画提出の段階から、私自身一つの挑戦でした。そんな中、制作過程を通して心がけていたことは、“誇りを持ったこだわりは妥協しない”ということです。もちろん、現実的に考えなければならない場面も多々ありましたが、番組内容から美術セットに至るまで、譲れないこだわりはとことん試行錯誤し、実現できるよう努めました。
 そして本番当日は、覚悟を持って素早く決断していくことの重要さを身をもって痛感しました。番組内でドッキリを仕掛ける都合上、ランスルーと本番で台本を差し替えていたため、実質一発勝負で本番を迎えました。そんな本番は、予期せぬトラブルや時間との戦いの連続でしたが、フロアの迅速な対応にも助けられ、なんとか45分を走りきることができました。でも正直、「もっとできたのに!」という悔しさはあります。しかし、どんなハプニングが起きようが、一度スタートしたら止まらないのが生放送。そんな生放送番組の難しさ・儚さ、そしてなにより、テレビ制作の楽しさを実感した一日となりました。
 テレ制Ⅰをbクラスのこのメンバーでやり遂げられたこと、そしてこの時期にディレクターを務めさせていただけたことは、私にとってとても大切な経験となりました。今回はすべてが初めての連続でしたが、今後また機会があるならば、今度はもっと演者さんの魅力を引き出せるような独創性の高い番組にも挑戦してみたいです。
 最後に、セカクジさんに言っていただいた「また一緒に仕事したいな」という言葉。いつの日かまたお仕事でご一緒できる日を目指して、私自身もより一層邁進してまいります!ご尽力いただいた全ての方々に感謝申し上げます!


江古田駅前での取材風景


ドライリハーサルで出演者に説明する学生ディレクター


江古田駅風のメインセットでの本番収録風景


副調整室の収録風景。手前からタイムキーパー、ディレクター、スイッチャー


副調整室の収録風景。モニターを見ながらスイッチングするスイッチャー


副調整室の収録風景。手前が音楽などの送り出しをする音声担当。


クイズコーナーセットでの本番収録風景


本番収録風景。出演者へ指示を出す学生スタッフ


本番に臨む男性カメラマン


本番収録後、出演者の皆さんを囲んでスタッフ全員で記念撮影