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テレビ制作Ⅰ「最終制作」 令和4年度 後期・授業リポート
■担当教授:鈴木康弘
 後期からスタートしたテレビ制作Ⅰ(1年)は、無事最終課題の制作を終えました。最終制作は、学生の自由な企画を基にスタジオで生番組を想定して行う実践的な実習となります。昨年度に引き続いて、コロナ禍の中での制作となりましたが、a班、b班、いい形で最終制作を終えました。
 1年生の課題は、「なぜ? なぜ?? なぜ???」と題して、まず大学のある江古田周辺で、江古田の疑問や問題など、気になることを取材することから始めました。a班、b班、それぞれ選ばれた5つの企画で取材を進め5分程度のVTRにまとめ、スタジオでは、そのVTRを挟みながら番組が進行するという構成の番組を制作しました。
 a班は、『おいでよ えこだの町』と題する番組を制作。練馬や江古田を題材に音楽活動を続けるシンガーソングライターの谷修さんに迫ったVTR、江古田の街角で見かける人の顔がたくさんデザインされた旗の謎を解き明かそうとしたVTR、江古田の魅力を老舗のパン屋目線で描こうとしたVTR、薬局の激戦区が江古田にあることに迫ったVTR、そして、江古田の町には実に多くの国際料理店があり、食を通して世界旅行が楽しめるといったVTRなどを制作して、江古田の謎に迫りながらその魅力を描こうとしました。さて、スタジオの舞台は、江古田にあるとある不動産屋。そこに二人の旅人が訪ねてくるという設定で番組は進行しました。不動産屋の店主に、芸人でご活躍の「いぬ」の有馬徹さん、旅人には芸人の「サンシャイン」のお二人にご出演していただきました。
 b班は、『セカクジさん、江古田って知ってます?』という番組を制作。江古田という街の新たな魅力を再発見できる情報番組にまとめました。5本のVTRは、江古田では何とミツバチが育てられていて、その蜂蜜を使った洋菓子が作られているという企画、江古田の街は実は中野区と練馬区に跨っていて、その違いはどこにあるのかについて取材した企画、練馬発祥の謎のスポーツに迫った企画、江古田にある不思議な謎の看板について取材したもの、江古田に古くからある「江古田コンパ」という店に迫った企画などを制作しました。そしてスタジオでは、番組のタイトルにあるように、若手芸人としてご活躍の「世界クジラ」さんのお二人にご出演していただきました。
 コロナ禍の中、本学放送学科の実習番組にご協力いただきました出演者の方々に厚く御礼申し上げます。


テレビ制作Ⅰ-a班制作『おいでよ えこだの町』
テレビ制作Ⅰ-b班制作『セカクジさん、江古田って知ってます?』